2021/06/09にサービスイン、からの緊急メンテナンスコンボを炸裂させた、
PSO2 ニュージェネシスのクラウド版を遊んだらイチローオンラインだった。
おそらく何を言っているのか、さっぱりわからんという人の方が多いと思うので、
順を追って説明しよう。
PSO2 ニュージェネシスのクラウド版とは
まずこのゲームはPC、PS4、ニンテンドースイッチで遊ぶことができるらしいのだが、
ニンテンドースイッチで遊ぶ場合はクラウド版になる。
おそらくスペックの問題でクラウド版なのだろう。
クラウド版がどういうものかというと、
ニンテンドースイッチ本体にゲームをダウンロードして遊ぶのではなく、
ゲームはネットの向こうのサーバ上に存在していて、
ニンテンドースイッチ側で行ったボタン操作をゲームサーバへ送って、
ゲームサーバからニンテンドースイッチ側の操作を反映させたあとゲーム画面をニンテンドースイッチ側に動画として送り返して、
それをニンテンドースイッチ側が受け取って動画として見る。
的な形式なのだが詳しくはなんかテキトーにググってほしい。
クラウドゲーミングはPSO2 ニュージェネシスだけの技術ではなく色んなところで使われている。
イチローオンラインとは
2006/08/31にファンタシースターユニバースというゲームがPS2で発売された。
どういうゲームだったかを簡単に説明するとクソゲーである。
で、
このイチローオンラインってのがなんなのかというと、
このファンタシースターユニバース、オフラインモードもあるのだが
本命(と当時のプレイヤーは全員思っていた)はオンラインモードである。
だがこのオンラインモードには発売直後から入れない現象が起こった。
原因は想定よりもサーバの許容量が少なかったため。
ゲームを買った大半のプレイヤーはオンラインに入ることができなかった。
そしてこのオンラインに入ることができないエラーの番号が「No.51」というもので
イチロー選手の背番号と同じだったことからイチローオンラインと名付けられた。
あー、久しぶりにイチローオンラインの説明したわ。
このイチローオンラインは本当に悲惨で、
運よくオンラインに入ることができても、
マップ移動、ロビー移動、マイルームへ移動など、
あらゆる行動で接続が切れまたログインからやり直しになる。
エラー「No.51」をひたすら出し続けてまた運よくログインできても、
何かするたびにログアウトするという地獄の状況である。
この状況に拍車をかけたのが、
一度ログアウトするとゲームに戻れなくなることを確信したプレイヤーが、
マイルームから出てこないという現象。
これはどういうことかというと、
ログイン→成功→マイルームへ移動→成功→よし!ログアウトしないようにマイルームから出ないぞ!
となり、マイルームに入ったままゲームを起動させっぱなしにして寝たり出かけたりするのだ。
これがイチローオンラインをさらに加速させた。
当時の2chでは「ゲームでも引きこもるな」的なことが言われてた気がする。懐かしい。
PSO2 ニュージェネシスもイチローオンライン
ニュージェネシスのクラウド版も2021/06/12現在、プレイヤーの人数が多すぎてログインできない。
でも別にエラー番号は51ではないし、PC版とPS4版のようにクライアントをダウンロードして遊んでる人達はおそらく普通にゲームができている。
あくまでクラウドサーバに入れないというだけ。
なのでたいして問題にはなってないんだろうけど、
ニンテンドースイッチでもできますよ!
って言っておいて結局ニンテンドースイッチしか持ってない人は遊べないわけだからちょっとあれだなとは思う。
実のこと言うと、僕はPCもPS4も持っているのでインストールすればいいんだけど、
なんか少し遊んだらすぐ辞めそうな気がしているし、
昔PSO2はハードディスク破壊アップデートしたことがあるんだけど、
この件を未だに警戒している僕としてはクラウド版がちょうどよかったのだが、
イチローオンラインだったから遊べなかった。
というお話でした。