2021年10月1日、東京ゲームショウ2021にて発表された主なゲームトピックについての情報をまとめました。
2日目の公式番組(YouTube)は下記のとおりです。
この中から注目度の高いものをピックアップしていきます。
センス・オブ・ワンダーナイト2021が意外に面白かった

「センス・オブ・ワンダー ナイト 2021(SOWN2021)」は、”見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚”=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすようなゲームのアイデアを発掘し、ゲーム開発者に東京ゲームショウ会場でプレゼンテーションと作品紹介の機会を提供する企画です。14回目を迎える今年はオンライン開催となります。
引用元
今年で14回目を迎えるセンス・オブ・ワンダーナイト。
僕自身、これまで何度も東京ゲームショウには参加したことがあるのですが、
恥ずかしながら初めて知りました。
ゲームショウの会場に行ってしまうと、どうしても気になる作品を試遊したくて並んだり、
イベントでプロゲーマーが試合をしてるとついつい見てしまったりするのでこういうイベントには気がつかなかったのかも知れません。
で、このセンス・オブ・ワンダーナイトなのですがざっくりいうと斬新なコンセプトのゲームを取り上げて表彰するというようなものなのですが、
ここで紹介されたゲームがなかなか面白そうでした。
特に個人的に気に入った作品は、「BLIND DRIVE」という目隠しされた状態で車道を逆走しているクルマを運転して、おばあちゃんとの夕飯の約束に遅刻しないようにするゲームです。
もう設定からしてセンス・オブ・ワンダー!
ゲーム画面にはほとんど何も表示されていない状態で、ゲーム音を頼りにクルマを右に左に移動して対向車をかわしていくという何とも斬新なゲームです。
気になる方はぜひyoutubeのアーカイブを見てみてください。44:40あたりから始まります。
他の作品もかなり斬新なものが多かったので意外にも楽しめました。
百英雄伝 Risingは2022年春に発売

「505 Games 新作タイトルショーケース」にて「百英雄伝 Rising」の発売は2022年春を予定していることが発表されました。
プラットフォームはPC、PS5、PS4、Xbox Series X/S、Xbox One、ニンテンドースイッチです。
「百英雄伝」は幻想水滸伝のスタッフが開発中の注目のRPGですが、「百英雄伝 Rising」は 「百英雄伝」 の前日譚を描くアクションゲームとなっています。
ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズの国内発売が決定

ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズの国内販売が決定しました。
日本語ボイス版のトレイラーも公開されています。
またライフ イズ ストレンジ リマスター コレクションの発売も発表されました。
こちらは「ライフ イズ ストレンジ」と、その前日譚「ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム」を収録したリマスター版となります。
ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ トレイラー
ライフ イズ ストレンジ リマスター コレクション トレイラー
ダンジョンエンカウンターズが楽しそう

スクエニから突如発表されたダンジョンエンカウンターズというゲームが楽しそうです。
と、言っても正直トレイラーを見たときはつまんなそうでした。
つまんなそうというか、何がなんなのかトレイラーを見ただけでは理解できませんでした。
で、4Gamerさんのこちらの記事を読んで楽しそうだなと思ったわけです。
このゲームは伊藤裕之さんという「FINAL FANTASY IV」でアクティブ・タイム・バトル(ATB)を発明し、
その後も「FINAL FANTASY V」「ファイナルファンタジータクティクス」「ファイナルファンタジーXII」のバトルデザインをしたクリエイターの方が久々にゲーム開発をした作品のようです。
ウィザードリィのような古のダンジョンRPGの遊びのコア部分を入れつつ、テンポよく独自性のあるバトルを楽しませてくれるゲームのようです。
マップ画面のシンプルさがやばいですが、このマップの見方がわかるようになると楽しさが増すようです。
不思議のダンジョンシリーズにも似たプレイヤー自身の成長がカギを握るゲーム性みたいですね。
ダンジョンエンカウンターズトレイラー
STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN体験版第二弾

カオスカオス言い過ぎでお馴染みの STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN の体験版第二弾が配信されました。
今回はマルチプレイも可能なようです。
マルチプレイは最大3人で参加可能です。
体験版の配信期間は本日から10月11日23:59までの期間限定で、配信プラットフォームはPS5とXbox Series X/Sです。
FORSPOKENの日本語版トレイラーが公開
FORSPOKENのPlayStation Showcase 2021で公開された映像の日本語ボイス版が公開されました。
FORSPOKENについてはこちらの記事に情報がまとまっています。

FORSPOKEN日本語版トレーラー
メガトン級ムサシはアニメとのクロスメディア作品

レベルファイブが新たに打ち出す新作なんですが、いつものようにゲームとアニメのクロスメディア作品のようです。
これまでのレベルファイブの作品に比べると少し対象年齢が上がっている印象ですね。
古き良きロボットアニメと学園ドラマを掛け合わせたような内容になるんでしょうかね。
ロボットはスパロボに出れそうな感じです。
ゲームの方ではロボットのパーツを組み替えてカスタマイズできるようです。
パーツはハクスラ的に敵を倒して入手するようですね。
ロボットのデザインはでかくて無骨な感じですがゲーム上ではかなり高機動です。
遊びやすさとの兼ね合いでそうなったんでしょうが若干違和感がありますかね個人的には。
リモートコントロールダンディくらいの重い動きを期待していたのですがそうではないようです。
リモートコントロールダンディなんてもう知ってる人いないだろうけど。
パラドゲーがセガから発売

「サバイビング・ジ・アフターマス -滅亡惑星-」が日本向けに2022年初頭のリリースを予定しているそうです。
このゲームは2018年にリリースされた「Surviving Mars」の続編。
滅亡した後の世界で人類に襲い掛かる災害に対応しながらも生き残ることが目的のゲームです。
隕石とかふってきてやばそうでした。
シミュレーターゲームには定評のあるParadox Interactive傘下のIceflake Studiosが開発を担当するサバイバルシミュレーションゲームということで、いわゆるパラドゲーというやつですね。
プラットフォームはPS4、ニンテンドースイッチです。
PCのアーリーアクセス版とXbox向けのプレビュー版は既に2019年からリリースされているようなので気になった方はチェックしてみると良いかと思います。
セガ新作RPGがチェンクロの後継作であることが判明

ティザートレイラーが公開されるや否や、「スマホで?」とユーザから突っ込まれていたセガ新作RPGがチェインクロニクルの後継作であることが判明しました。
「一本道ではない、一度きりの旅をしよう。」
というRPGファンからすればなかなか興味深いコンセプトであるにも関わらず、結局ソシャゲでしょ?という意見も多かったです。
正直僕もそう思いました。
各章のラストに運命を左右する選択肢が現れ、その選択によって物語が変化するそうです。
そしてその選択は後から変えることができません。
サーバに保存されて一生その選択と共にゲームを進めなくてはならないようです。
ここまでのコンセプトはそこまで悪いものではないかなと個人的には思っていますが、
コンセプトがかなりヘビーユーザー向けであることが気になります。
スマホでゲームをやる層とマッチするのか、
あとあとやり直し権を課金で販売しだすんじゃないか、
スマホタイトルなので1年や2年くらいストーリーに付き合うことになると思うのですが疲れないか、
など不安点も相当あります。
が、そもそもこういう不安点や「スマホかよ」と思っている層は完全にターゲットから外れているのかも知れませんね。
ただゲーム画面を見た感じ結構面白そうでした。
まず武器はガチャから出ず、フィールドにある宝箱からランダムに出ます。
あとキャラクターのレベルアップは合成や強化素材を使って育てるのではなくバトルのあとに経験値をもらえてその場でレベルアップします。
コンシューマ向けのゲームを意識して作ってはいるようです。
2021年12月15日にサービス開始予定です。
まとめ
センス・オブ・ワンダー・ナイトが意外にも面白かったのが印象的でしたね。
セガのシン・クロニクルもなんだかんだ言いましたがやってみたいです。
サービスとしてどういう形をとるのか、またユーザの反応はどうかなど、今後の動向が気になります。
そしてダンジョンエンカウンターズが渋すぎて逆に楽しそう。
そんな感じの東京ゲームショウ2021DAY2でした。
それではまた。